みなさんこんにちは。遊舎工房新人スタッフのわくちです。自粛期間も終わりを迎えそうですが、どうお過ごしでしょうか。現在、店舗は休業しておりますが、通販のほうではたくさんの方々にお買い物して頂いていたようで、とても嬉しく思っております。
前回はErgoDash miniのビルドログについて書かせていただきました。今回はマクロパッドの紹介と、リモートワークに便利な使い方のおはなしについて書かせていただきたいと思います。
1.meishi2
こちらは、入舎したばかりで自作キーボード超初心者だったときに、初めて組み立てた meishi2です。
ご覧の通り、meishi2には4キーしかないため、はんだづけをする箇所が少なく、また、ファームウェアの書き換えもしやすいため、自作キーボードの練習をしたいという方にとてもおすすめです!
キースイッチはこちらを使用しております。
ZealPC社製の、"ちょっといい" タクタイルスイッチです。打鍵時の安定感にはお値段以上の価値があると思います。ハウジングが透明なので、Backlight LEDでぜひ光らせたいですね。
キーキャップはこちらを使用しております。
実店舗のほうでは4個セットのものも販売されておりますので、営業再開の際にはぜひご覧に来てみてください。
以上がパーツの紹介でした。
このmeishi2のデフォルトのキーマップは、ctrl+z,ctrl+x,ctrl+c,ctrl+vとなっており、コピペにステータス全振りした感じになっています。このままでも十分便利に使えるのですが、どうせだったらもっと便利に使いたい・・・そう迷いながらずっと机の片隅で眠っていました。
2.zoomのショートカットキーを割り振る
最近は大学でオンライン授業が始まるということで、いろいろとわたわたしていたのですが、そんなときにマクロパッドを便利に活用できる方法を見つけました。オンライン授業は今話題のzoomで行われるのですが、zoomではショートカットキーが設定できます。これを使い、meishi2のキーマップに割り振れば快適に授業を受けられるようになると考えました。
まず、オンライン授業を受ける上で個人的に困ることは主に
- レジュメの送りが早くてついていけないときがある
- マイクやビデオのオンオフ操作で、マウスを動かして操作するのはちょっとメンドクサイ
という感じです。ということでmeishi2には、
画面のスクリーンショット&保存(win+print screen)
mute on/off (default : alt+A)
video on/off (default : alt+V)
挙手 (default : alt+Y)
の4つのキーを割り当てることにしました。
キーマップの編集は、qmk firmwareを使っているのであれば、keymapフォルダ内にあるkeymap.cファイルを書き換えればよいだけです。上記のキーマップを割り当てるためのキーコードは、
RGUI(KC_PSCREEN)
LALT(KC_A)
LALT(KC_V)
LALT(KC_Y)
となります。実際使ってみた感想ですが、スクリーンショットがワンタッチでできるのは非常に便利ということがわかりました。マイクのオンオフ切り替えもよく使うので便利ですね。挙手やビデオは今のところ使うことがないのであまり使っていませんが・・・。
そして唯一のデメリットですが、マイクやビデオのON/OFFだけは間違えて押してしまわないように注意が必要というところです。
3.おわりに
今回は私の使用例を書かせていただきましたが、マクロキーパッドの利点をまとめると、物理キーのワンタッチで目的の操作ができるという点にあると思います。ご自身のよくつかわれるソフトウェアに合わせたショートカットキーを割り当てれば、作業効率が上がること間違いなしです!
遊舎工房ではさまざまなマクロパッドを販売しております。みなさんもぜひ、自分に合ったマクロパッドを活用して、リモートワークに役立ててみてくださいね。
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