はじめまして。入舎してはや4か月、倉庫担当のらおかです。
今回は3月1日からグループバイが開催される、Momokaの「Zoo65」のご紹介です!
サンプルをいただいているので所感も書いてみました。
ぜひ最後までご覧ください。
スペックと特徴
65%(66keys)
アルミニウムケース
ガスケットマウント
プレートはポリカーボネートとFR4の2種展開
フレックスカットされた1.2mmPCB(ホットスワップのみ)
IXPE0.5mmスイッチパッド
大きな特徴はこの6つでしょう。
打鍵感や音にこだわる方にとって、おさえるところをがっつり抑えていますね。
一つ一つ見ていきましょう。
65%キーボード
ZOO65は65%キーボードです。
右shiftが1.75Uになり、空いたスペースにカーソルキーを入れる、
60%キーボードよりキーが一列分多いレイアウトとなっています。
小さいキーボードはFnとの組み合わせを覚える必要がありますが、
65%はそれが最低限で済みます。
アルミニウムケース
見た目の高級感も挙げられますが、剛性や重量によって雑音が軽減されます。
そのためハイエンドなキーボードはほぼアルミニウムを採用しています。
カラーリングはStorm Blue, Charcoal Black,Hunter Greenの三色です。
背面には魚が、底面にはドードーが刻印されていてかわいいですね
ガスケットマウント
以前遊舎工房でGBが行われた、IKKI68やGingko65と同じ方式で、
プレートを直接ねじ止めせず、プレートをフォームとケースで挟み込むことで固定します。
トレイマウントやトップマウントのようなプレートをねじで固定する方式は、硬い打鍵感となりますが、ガスケットマウントは柔らかく、強く押し込むとプレートが少し沈み込みます。
プレート
デフォルトではポリカーボネート、アドオンとしてFR4
が用意されています。
ポリカーボネートは弾性が低く、底打ちしても指にやさしいです。
打鍵感の良さから多くのキーボードで採用されています。
FR4は基板にも使われている素材で、金属よりは弾性が低いがポリカよりは硬い素材で、硬質な音が好みな方にお勧めです。
両者ともこれでもかと肉抜きされていますね。
そのままのプレートよりもかなり柔らかくなっているはずです。
FR4にはドードーがプリントされています。
PCB
配線が美しい…
アルファキーにあたる部分が肉抜きされた1.2mmのPCBです。
ホットスワップ対応なので半田付けが不要ですが、レイアウトの変更はできません。
1.2mmのPCBも最近のトレンドですね。IKKI68でも採用されていました。
打鍵感を向上させる工夫なのですが...ここで一つ問題が…
というのも一般的なスタビライザーがきちんとはまりません...
スクリューインタイプなら爪側が、スナップインタイプなら両側が浮いてしまいます。
これでは丹精込めて調整してもガタガタになるので対策が必要です。
簡単なのはフォーム*1を貼ることでしょうか。
一枚でも若干緩いので二枚以上貼ることをお勧めします。
IXPEフォーム
こちらはOwlabのjelly Epochが先駆けでしょうか。
このシートを敷くと音が大きく、硬質なものになります。
スプレー缶やPOSCAを振ったような音に近い気がします
実際にはもっと小さいのですが、好きな人にはたまらないそんな音です。
音を大きくしたくないのであれば、使わないことをお勧めします。
画像からわかるかと思いますが、スタビライザーのワイヤー部分が、シートと干渉してしまいます。
なので組み立ての際は、先にこのシートを敷く必要があります。
レビュー
ほとんど紹介で解説してしまったのでレビューは簡単に。
サンプルにflamingoスイッチ*2とキーキャップが同梱されていたので
100%Momokaビルドになりました。
flamingoスイッチは初めて使いましたが、軸ブレがほとんどない滑らかなスイッチでした。
ファクトリールブされているのでばね鳴りがないのもいいですね。
キーキャップはかなり厚みがあり、表面はさらさらとしています。
印刷の質も高く感じました。
音はやはりコツコツと心地の良い音がします。
たくさんフォームがはいっているためスイッチが戻る際の音も最小限に抑えられていてよい打鍵感といえるでしょう。
終わりに
いかかでしたか。
ブログというものは初めて書きましたが、なかなか楽しいものですね。
いつの間にか2000文字以上も書いていました。
ネタを見つけたらまた書きたいです。
この記事は Zoo65 flamingo switchで書きました。